KDDIは31日、セールスフォース・ドットコムのサービスをAndroid搭載スマートフォンから利用できるアプリケーション「KDDI Advanced Viewer for Salesforce」を発表した。11月1日より提供を開始する。
「KDDI Advanced Viewer for Salesforce」は、セールスフォース・ドットコムが提供する、商談や顧客情報管理などを行うクラウド型営業支援・顧客管理サービス「Salesforce CRM」と、非公開型社内向けソーシャルネットワークツール「Chatter」を連携させたAndroidアプリケーションだ。「KDDI Advanced Viewer for Salesforce」は、今後クラウドソリューション「KDDI MULTI CLOUD」と連携し、新たな機能を追加する予定とのこと。
「KDDI Advanced Viewer for Salesforce」は、「Salesforce CRM」と「Chatter」を一体化させたほか、カレンダーなどの各画面を簡単に切り替えることができる。「Chatter」画面に取引先情報や商談情報の更新が通知されるため、より簡単に商談動向を把握することもできる。また、CRMデータをスマートデバイスにダウンロードするので、電波状況にかかわらずスマートデバイス内のCRMデータをいつでも利用可能。高速の同期更新によりアプリケーション起動後すぐに利用できる。さらに、アプリケーション内のデータは、AES256ビットで暗号化可能。スマートデバイスに「KDDI 3LM Security」を組み合わせることにより、「企業のセキュリティポリシーの維持」「不必要な機能の利用制限」「マルウェア/ウイルスからの防御」などのセキュリティを利用できる。