電通、電通レイザーフィッシュ(DRF)、および日本マイクロソフトは26日、ソーシャルメディアマーケティング領域における業務提携を行うことで基本合意した。第一弾として、Facebook等向けコンテンツ管理ツール「sociobridge」(ソシオブリッジ)の展開を行う。 電通グループが、日本の広告主向けの各種ソーシャルメディアマーケティングソリューションを、マイクロソフトのクラウド基盤「Windows Azure Platform」上に構築し運用する。これにより広告主は、サービスの規模に合わせた無駄のないシステムを選択でき、また構築および運用におけるコストやリソースを削減することが可能とな。各社の具体的な役割としては、日本マイクロソフトがサービスの提供基盤と開発リソースの提供、電通が広告コミュニケーションの企画と設計、DRFがサービスの構築と運用を行う。 「sociobridge」は、Facebookページ運用初心者でもわかりやすいインターフェイスで、Facebookページへの投稿および承認機能、投稿内容監視機能などの基本機能に加えて、自由自在にカスタムタブの制作ができるツール。利用料は月額85,000円~。なお、電通は2011年2月に米国Facebook社と「Facebook活用マーケティング・サポート」で業務提携しており、Facebook社からの最新の技術やサービス活用事例などについての情報入手が可能とのこと。