富士通は、デンソーITソリューションズと共同で、デンソーグループ国内50社の部門サーバ約3000台を集約し、国内最大級となるプライベートクラウド環境を構築すると発表した。現在、デンソーITソリューションズがデータを移行しており、順次、稼働している。今回、構築する環境は、仮想化技術により各部門の業務アプリケーションサーバや、メール・グループウェアなどの部門サーバ約3000台を集約するため、富士通のプライベートクラウド対応ソフトウェア「システムウォーカー・サービスカタログ・マネージャー」と「サーバービュー・リソース・オーケストレーター」の機能を最大限に活かした信頼性の高い柔軟なICT基盤となる。デンソーITソリューションズは、運用の効率化を図りトータルコストを削減、全体の最適化を図る。富士通では、デンソーグループ各社が自社でサーバを所有することなく、複数の標準リソースを活用することが可能で、セキュリティの面からも安心で安全な環境を柔軟性ある料金体系で使用することが可能になるとしている。また、サーバを集約することで、省電力化、省スペース化に加えて、従来に比べ、最大で年間約350tのCO2削減が図れる。
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