ゼネラルモータース(GM)は13日、シボレー『EN-V』の開発プロジェクトが進行中であると発表した。同社では、EN-Vを世界各都市での実証試験プログラムに参加させ、現実世界での実用性を判断することを検討している。EN-V は、Electric Networked-Vehicle (ネットワーク化された電動車両) の略で、2 人乗りの都市向け電動コンセプトカー。リチウムイオン電池を搭載し、一般家庭用壁コンセントを使用して充電。1回の充電で40km以上の走行が可能。また、GPSを車両間通信および距離検出技術と組み合わせることで、手動走行、自律走行の両方を可能としている。自律走行モードでは、車両を運転できない人でも移動ができるようになる。さらに、他の車両やインフラとも通信できるため、車両衝突事故の数を大幅に減少すると同時に、駐車スペースも簡単に見つけられる。リアルタイムの交通情報に基づき最速ルートを選択することで、交通渋滞も自動的に緩和する。