韓国本社以外にも世界各地に多数の拠点を持ち、パリ、サンクトペテルブルグ、煙台(中国)、バンガロール(インド)、サンディエゴ、サンパウロで研究開発を行っている。また、それらとは別にロンドン、ニューデリー、北京、東京、ニューヨークにデザインセンターを置いており、こちらではユーザーの携帯電話の利用実態の調査なども行い、より使いやすく魅力的な製品を作るためのリサーチを続けている。携帯電話の製造は先にリポートした韓国・ピョンテクの「LG Digital Park」に加え、中国、インド、ブラジルに工場を擁しており、韓国では主に高付加価値機種、それ以外の工場では主にローエンド~ミドルクラスの機種を製造し、需要地へと出荷している。