ソニーは25日、アディダス「ランベース」にて、「音楽と走ろう“WALKMAN” supported by adidas」キャンペーンのトークイベントを実施した。 トークイベントには、脳科学者茂木健一郎さんとマラソンランナーの市橋有里さんが登場。また市橋さんの指導により、皇居1周(約5km)を走るランニングクリニックを実施した。 トークイベントのテーマは「走り×音楽×脳」。ランニングの脳への効果について、茂木さんは「走っているときは頭の中をからっぽにできる。(中略)つまり脳のメンテナンスができるということです。脳だけじゃなく、心のメンテナンスにも繋がりますし、その点においても大きなメリットがある」と語った。 また、市橋さんはランニング中に音楽を聴くことについては「自分でリズムを作りにくくなった時やモチベーションが下がった時に聴いています。聴くことでリズムが作れるし、体調に合わせてテンポを変えられるのも良い」として、音楽によるリズムの保持効果を述べた。 茂木さんは、市橋さんが来たことについて、「今朝、今日なんでモデルがきてるの?って思ったら市橋さんだった(笑)最近、女性の美しさがアスリート基準になってきてると思います」と会場を沸かし、さらにランニングを続ける秘訣としては2人揃って「走ることの心地よさ」を主張。茂木さんは「脳は自分にとって喜びを感じることでないと続かない」として、たとえば音楽などをきっかけにして脳が喜びを感じるツールを活用することで、ランニングの継続に役立てる方法も示唆した。 また、脳科学の見地から、ランニングの時に最適な音楽やリズムはありますか?と言う質問にたいして茂木さんは、「基本的には、好きな音楽を聴くのが一番良い。僕の場合だと尾崎豊!」と自説を述べた。
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