NTTコムウェアは13日、スマートフォン向けAR(Augmented Reality、拡張現実感)サービス「SmartCloud(スマートクラウド) イメージベースAR」の販売を開始した。 「イメージベースAR」は、NTTコムウェアの画像認識技術を活用したAR(拡張現実)サービス。スマートフォンにインストールしたアプリケーションでポスターや雑誌などの写真を撮影すると、その写真が動き出したかのように関連する動画が再生される。Android携帯にインストールしたARアプリケーションで撮影した写真などの画像をサーバソフトで認識することで、関連する動画をあらかじめ登録されたコンテンツ群から検索し、撮影した画像の形に合わせて動画を再生する。動画視聴後は、商品紹介などのホームページへ誘導することが可能となっている。「SmartCloudイメージベースAR」では、上記のソフトウェアに加え、専用アプリケーションの作成、センターサーバ設備などの一式を、クラウドサービス(SaaS)として提供する。 ユーザ(サービス提供者)は、スマートフォンで撮影する画像と、そこから再生させる関連動画などの素材を準備するだけで、ARを活用したサービスを利用することができる。センター設備はNTTコムウェアのICT基盤サービスである「SmartCloud仮想サーバー」上に構築されるため、アクセスの増減にあわせた規模調整が可能。 Android Marketでは、NTTコムウェアのサイトを撮影すると、画面内の写真が動画になって動き出すデモアプリが公開されている。NTTコムウェアでは2011年度に約20ユーザーの新規獲得を目指すとしている。販売価格は税込月額39万円より(専用アプリケーション1個、認識対象画像1個、再生動画1個の月額利用料金)。
処理性能、AI機能も進化!「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro XL」 2024年8月23日 Google Pixel 9とPixel 9 Pro XLが登場。AI機能や処理性能が向…