電子情報技術産業協会(JEITA)は30日、7月の「パーソナルコンピュータ国内出荷実績」を発表した。3ヵ月ぶりに前年同月比を下回った6月実績から1ヵ月を経て、全体的にはプラス成長へと回復した。 6月の出荷台数合計は91万2千台で前年同月比126.5%、出荷金額合計は783億円で同118.5%のプラス成長となった。内訳を出荷台数/前年同月比で示すと、デスクトップPCは28万4千台/114%で、液晶一体型(オールインワン)が15万3千台/140.1%、セパレート(単体)が13万1千台/93.8%。ノートPCは62万8千台/133.1%で、モバイルノートが13万4千台/131.2%、A4型が49万4千台/133.6%となった。 地デジチューナー内蔵PCは、出荷台数が6万7千台で前年同月比が113%。内訳として出荷台数/前年同月比は、デスクトップPCが5万3千台/119.4%、ノートPCが1万4千台/94%というデータである。 セパレート(単体)のデスクトップPCと地デジ内蔵ノートPCは前年同月比を下回ったが、そのほかはプラス成長へと回復。特に液晶一体型(オールインワン)は140.1%のプラスを記録した。