米ヒューレット・パッカード(Hewlett Packard)は18日(現地時間)、タブレット端末「TouchPad」やwebOSスマートフォンを含むwebOS事業の打ち切りを発表した。 同社は打ち切りの理由を、同事業がHP内部の戦略に適合しないためと説明している。webOSはすでに米国で展開されているが、Personal System GroupのSenior Vice PresidentであるJos Brenkel氏は、2月に行われたインタビューの中で、年内に中国で展開し、その後日本市場での提供を開始するとしていた。webOSの世界展開を視野に入れているとの見方を示していただけに、この方針の転換は波紋を呼びそうだ。 またHPは同日、パソコン事業等を手掛けるPersonal System Group(PSG)の分離独立を検討していると発表している。