3D入力デバイス (開発コード名: 「QUMA/クーマ」)で、セルシス、電気通信大学発ベンチャー企業のビビアンとともに作成したもの。人形の手足、胴体、首の各部分の関節内部にある関節センサーが、特定の人形のポーズ (姿勢)をキャプチャ。3DCGアプリケーションやゲームソフトウェアなどのプログラムに、ポーズをリアルタイムに取り込む。
同製品の基礎となっているのは「QUMA技術」で、複数のシステムモジュールから成り、自由に結合することが可能な関節センサーからの信号を多重化しUSBバスを用いてPCに伝送することができる。
キーボードやマウス等を用いてキャラクターの各関節を画面内で調整するのに比べ、3DCGソフトウェアの操作に関する訓練を受けることなく、キャラクターを操作することが容易になり、静止画やアニメーション作成のほか、3Dゲーム内でのキャラクター操作にも応用できるとしている。対応OSはWindowsおよびMac OS X(予定)、対応ソフトウェアはQUMA SDKを用いてQUMAと接続できるように開発されたソフトウェアとなっている。