ソフトバンク クリエイティブとオリックスは22日、デジタルサイネージ事業の戦略的パートナーとして業務提携することを発表した。 デジタルサイネージは、駅や商業施設、観光地など人の集まる場所にディスプレイを設置し、ネットワークを通して情報を配信するサービス。今回、ソフトバンク クリエイティブとオリックスが提供するデジタルサイネージでは、従来の情報発信機能に加え、利用者がディスプレイにタッチするだけで、地図や周辺情報、エンタメ情報など、必要な情報を自由に取得でき、相互にコミュニケーションできるのが特徴とのこと。英語、中国語、韓国語など、利用者に合わせて複数言語を切り替えることも可能。 ソフトバンク クリエイティブがデジタルサイネージを活用した販売促進/広告の提案、コンテンツ制作、機器の設置、メンテナンスサービスを行う。オリックスはグループのネットワークを活用した営業展開と、レンタルサービスを提供する。料金はレンタル契約期間1日の場合で日額5万円(税別)~/台、レンタル契約期間12か月の場合で月額 8万円(税別)~/台など。今後両社は、東アジア(日本・韓国・台湾・中国)を中心に、スーパーやドラッグストアなどの流通業者、複合商業施設のオーナー、自治体向けにデジタルサイネージを展開。今後5年間で10,000台の導入を目指す。具体的な提携第一弾としては26日よりデジタルサイネージを博多港国際ターミナルへ導入する。