MM総研は、「ITデジタル家電購入意向調査(2011年夏ボーナス商戦編)」の結果を公表した。ここから、7月24日の地デジ化を意識したユーザー心理と携帯事情の変化がうかがえる。 今年の夏のボーナスで購入したいITデジタル家電で1位となったのは薄型テレビで14.5%。2位はPCで13.1%、3位はBlu-rayディスクレコーダーで9.6%となり、以下、スマートフォンが9.2%、携帯型音楽プレーヤーが6.7%と続いている。 これを昨年の同様調査の結果と比較し、特筆すべきは、昨年2位の薄型テレビが9.8%から4.7ポイント上がりトップに躍り出たこと。PCは昨年の12.9%から0.2ポイントの微増であったが、順位は1位から2位へ下落した。 また、昨年3位のBlu-rayディスクレコーダーは6.6%から3ポイント上げて順位をキープし、昨年13位のDVD・HDDレコーダーは1%から5%へ5ポイント上げ、順位もトップ5に迫る6位へジャンプアップしている。これらを考慮すると、地上デジタル放送への移行を控え、ユーザーの関心がテレビやテレビ関連製品へ向けられているようだ。 携帯電話にも昨今のトレンドが反映されている。昨年、携帯電話・PHSは6.3%で5位、スマートフォンは2.4%で8位であったが、今年、携帯電話・PHSは2.8%で9位に下がる一方、スマートフォンは9.2%で4位へと順位が逆転。各キャリアが2011年夏モデルでスマートフォンを増加していることからも、携帯電話からスマートフォンへのシフトは今夏、一気に加速しそうだ。 なお、タブレット端末・電子書籍端末については、昨年と同様に今年も2.1%で順位も10位のまま変わらず。最近、新たな製品・サービスの導入が話題を集めているが、こちらは市場の広がりにもう少し時間がかかりそうである。 同調査は、インターネットリサーチ・サービス「gooリサーチ」により、方法はwebアンケート、期間は2011年5月27日~30日、対象は全国の男女20代以上の就業者、回答件数は1,087件。回答件数の内訳として、男女比は男性が53%/女性が47%、年代構成は20~24歳が14%/25~29歳が15%/30~34歳が14%/35~39歳が14%/40~44歳が14%/45~49歳が14%/50歳以上が15%となり、偏りのない回答を得ている。
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