MM総研は9日、2015年における携帯電話(フィーチャーフォンとスマートフォン)端末の国内出荷台数に関する調査結果を発表した。総出荷台数は前年比6.6%減の3,577万台。2012年から3年連続で減少が続いている。 このうち、フィーチャーフォン出荷台数は、819万台で22.6%減の大幅減少。年間フィーチャーフォン出荷台数が1,000万を下回るのは、2000年以降では初の出来事だという。 スマートフォン出荷台数は2,758万台で、前年比0.4%減に留まった。低価格機の人気や買替え需要が背景にあったと見られる。ただし、スマートフォンだけでみても、3,042万台を出荷した2012年をピークに、3年連続減少が続いている。 2015年のメーカー別出荷台数シェア1位はApple(iPhone)で、出荷台数1,473万台・シェア41.2%。Appleは2012年以降、4年連続で1位を獲得しているが、2014年の出荷台数1,648万台、シェア43.1%と比較すると、いずれも初めて前年を下回った。以下、2位ソニー、3位シャープ、4位京セラの順となっている。OS別シェアはiOS 53.4%:Android 46.6%となり、Androidシェアが拡大した。 2016年度以降は「携帯料金タスクフォース」の影響などから、端末出荷台数は減少が避けられず、とくに、端末価格の優遇が著しかったiPhoneの台数・シェアがさらに減少すると予測された。
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