「Interop Tokyo 2011」では、イクシアコミュニケーションズが、1G~40GbEのラインレートまで対応可能なプロトコルエミュレータのデモを行っていた。このエミュレータの特徴は、従来からのL4-L7プロトコルエミュレータの機能に加え、6,000種類以上もの攻撃パターンも再現できるという点だ。 製品名はIxLoad-Attackといい、サーバ、ファイアウオール、ネットワークに対して疑似攻撃をかけ、DoS攻撃をかけられるとどうなるか、SQLインジェクションやXSSといった既知の攻撃への耐性はあるのか、どこかに脆弱性はないか、といった分析が可能となっている。 特にDDoS攻撃については1GbE、10GbE、40GbEのそれぞれにラインレートで負荷をかけた攻撃のエミュレーションが可能であり、実環境にどのような影響がでるのかなどを解析できるという。攻撃パターンファイルのアップデートも可能だ。複数の攻撃を組み合わせることもでき、VPNトンネルにも攻撃トラフィックを生成することもできるという。