8日から開催中の「Interop Tokyo 2011」にて、D-Linkは自動節電機能/IPv6対応のイーサネットスイッチ/ワイヤレス/UTMファイアウォールを始めとする、同社製品およびソリューションのデモ展示を行っている。注目は、スイッチの新製品と、初公開となるWi-Fiクラウドサービスだ。
イーサネットコーナーでは、シャーシスイッチからアンマネージドスイッチまで、「D-Link Green 3.0」に対応したスイッチがずらりと並ぶ。「D-Link Green 3.0」は、短いケーブルやLED消灯、ポートのリンクダウン、トラフィック状況、温度可変式ファンなど、あらゆる自動節電によって機器の消費電力を抑制する機能。ディーリンクジャパンの澤太一氏(プロダクトエンジニアリング部 部長)は、「今夏は全国的に節電に取り組んでいかなければいけませんから、どれもお役に立てる製品です」と胸をはる。さらに新製品では、最新ICチップの採用やハード設計の見直しも行い、例えば今秋始めに発売予定の「DGS-3620シリーズ」では、最大消費電力が従来製品の94.3wから50.8wと、消費電力が約半分に抑制されている。