トヨタの友山茂樹常務は、ソーシャルネットワークサービス「トヨタフレンド」について、すべてのトヨタ車への展開を検討していることを明らかにした。セールスフォース・ドットコムとの提携会見の後、一部報道陣に対して話した。友山常務は「12年発売予定のPHV、EVに対してトヨタフレンドは標準搭載される」とした。加えて将来の見通しについては「トヨタのすべての車に展開していきたい」との意向を示した。PHV、EV以外の車両へのトヨタフレンド対応時期については「この(IT関連の)世界は2、3年後では遅い。早い段階と考えている」(同)とした。また「トヨタフレンドは、インフラ協調によって安全ITS関連のユーザーインターフェースとしても活用できる」とし、サービス内容の拡充も視野に入れている。