NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は20日、企業の事業継続計画(BCP)対策をサポートするディザスタ・リカバリ・ソリューション(災害復旧対策)サービスの無償提供を発表した。 提供されるディザスタ・リカバリ・ソリューションサービスは、「マルチロケーション・ディザスタ・リカバリ・ソリューション」(MDR)。申込受付期間は6月1日~9月30日で、首都圏マルチデータセンター(東京第1から第5データセンター、横浜第1データセンター、埼玉第1データセンター)、大阪データセンターでコロケーションサービスを新規に契約もしくはすでに利用中のユーザが対象となる。 MDRでは、ストレージ機器、回線などをセットにし、データーレプリケーションサービスを提供。該当データセンターに収容したサーバ機器等のデータを遠隔地にオンラインでコピー、保管する。保管場所は、利用中のデータセンター拠点とは別の拠点(ディザスタ・リカバリ拠点)を選択できる。選択可能なのは、首都圏マルチデータセンター、大阪、札幌、サンノゼ(アメリカ)、バージニア(アメリカ)、フランクフルト(ドイツ)のいずれか。納期は2週間~1か月程度。