富士通は18日、マイクロソフト社が提供するプライベートクラウド構築のためのプログラム「Microsoft Hyper-V Cloud Fast Track」に対応したソリューションの販売を開始した。 本ソリューションは、プライベートクラウド構築に向け、Hyper-Vの事前検証されたサーバ、ストレージ、ネットワーク製品、ソフトウェアの構成をあらかじめセットアップ済の状態で提供するもの。Hyper-Vを活用したプライベートクラウド環境を短期間で構築できる。富士通のブレードサーバ「PRIMERGY BX900」をはじめ、ストレージシステム「ETERNUS」、リソース管理を行うソフトウェア「ServerView Resource Orchestrator」などで構成されており、集約率の高いブレードサーバ1台から導入可能だ。 「Microsoft Hyper-V Cloud Fast Track」は、マイクロソフト社が提唱するHyper-Vを活用したプライベートクラウド構築に必要な要素がパッケージ化されたプログラムとなっている。最適なハードウェア、ソフトウェアの構成を事前に共同検証し、リファレンスとして提供するほか、導入・運用に関するノウハウもガイドラインとして提供する。提供開始は2011年7月中旬より。
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