KDDIおよびグリーは22日、Android関連の周辺ビジネスを展開する有望なベンチャー企業を対象とした、米DCMが設立する投資ファンド「A-Fund, L. P.」(予定運用総額: 1億ドル)へ出資することでDCMと合意した。 「A-Fund」は、Androidに関連したアプリケーションやプラットフォーム、ハードウェアの開発、およびネットサービスなどを提供するベンチャー企業を対象とした、世界初のAndroid特化型ファンド。KDDIおよびグリーは、今後、それぞれ総額2500万ドル(約20.5億円)を出資する。 ベンチャーファンドDCMがファンドの運営および投資実務を担当し、主に米国および中国、日本などのアジア地域において、Androidに関連した先進的なビジネスを展開する有望なベンチャー企業に事業を立上げる段階から投資し、企業の成長をサポートするとのこと。KDDIおよびグリーの他、中国インターネット大手Tencentも出資を決定済み。A-Fundでは、2016年12月までの最大5年間、投資を行う。