氷室京介が、6月11日に東京ドームで東日本大震災の震災被災地復興支援を目的とするチャリティ公演を行うことが決定した。全編BOφWYの曲で行い、未発表の曲も披露される。 当初、その日は同会場で50歳のアニバーサリーとしての公演を予定し、3月14日に発表をする準備をしていた。しかし、その直前に震災が起こったため発表を見送り、公演自体を見直していた。東京ドームという場所柄、電力消費の問題もあるが、可能な限り節電に配慮し、最小限の電力、機材で行うほか、このライブの収益金の全てを復興義援金として寄付する主旨で行うことを決めた。 同ライブでは全曲BOφWY楽曲で構成したライブとなる予定。今だなお多くの支持を得ているBOφWYの楽曲をボーカリストである氷室が今歌うことで、ライブに参加したそれぞれの人のエネルギーになればと考えたからだ。氷室自身は、米ロサンゼルスを拠点に活動しているため、震災時は日本にいなかったが、CNNなどを通じて震災の被害の映像を見て愕然とし、自身が行える支援の方法を考えた結果、今回の公演の開催となった。 氷室はライブ開催に際し、「互いの気持ちと力を合わせて支え合う運命の時、微力ではあるけれど俺なりに過酷な状況下でいまも闘っている皆さんを応援したいと思います。We are down but never give up!」とコメントしている。