東京電力は6日17時30分からの会見で、統一地方選挙の実施される10日までは、計画停電を実施しないと明言した。東電が発表した7日から10日までの需給見通しは次のとおり。日 供給力 需要想定7日 3950万kW 3300万kW8日 4050万kW 3350万kW9日 4000万kW 3350万kW10日 4050万kW 3150万kW電力消費のピークと供給力の間には充分な差があるため、計画停電を中止した。予定通りとなれば、2週間以上無停電状態が続くことになる。火力発電所の稼働状況によって、その日の供給力は変動する。計画停電後の実績では30万kWから100万kWの間で供給力が下がることは珍しくない。最悪の場合は、計画停電の実施となる場合もある。ただ、平均気温が上昇し、電力消費が抑えられていることから、急激に電力消費が高くなることは考えにくく、停電につながる影響はかなり薄いと見られる。