パナソニックグループは、被災地への追加支援として三洋電機製のソーラーランタン4,000個を提供すると発表した。 三洋電機製のソーラーランタンは、ウガンダ共和国副大統領府大臣からの手紙をきっかけに開発されたもの。大臣は手紙のなかで、同国の無電気地域で灯油ランプの黒煙による健康被害が相次いでいることなどから、三洋電機が得意とする蓄エネルギー/創エネルギー技術を用いた解決策を依頼した。開発されたソーラーランタンは、2009年9月の「スマトラ沖地震」や2010年4月の「中国青海省地震」でも、救援物資として提供されている。 同社では東北地方太平洋沖地震発生翌日の12日、ラジオ1万台、懐中電灯1万個、乾電池50万個の提供を発表済み。物資提供に加え、義援金として3億円を贈るとしている。