計測技術研究所はコンセントに差し込むことで、料金や電圧、電流などを表示してくれる「ワットチェッカー」を販売している。同製品は、チャージャーと家庭用充電コンセントの間に接続。電気自動車で充電した電気料金やCO2削減量などを表示する。「意外に思えるかもしれないが、電気自動車では、あとどれだけ充電しなければいけないなどの情報はでてくるが、電気料金やCO2削減量などは表示されない。車の領域外になってしまうからだ。我々はそれを、従来のワットチェッカーのやり方で可視化した」と説明する。
さらに新世代の製品として同時にデモされていたのが「ワットチェッカー tweet」。電気料金や消費電力など6種類の測定結果を無線LAN経由でネットワークに接続し、twitterに自動投稿するものだ。本体の設定はスマートフォンから行うことができ、提供される専用ソフトやブログパーツなどを利用することで地図連携やグラフ表示も可能となっている。これにより、遠隔地のエネルギー使用量などを把握し、低コストで管理することができるとしている。