米調査会社uSampは3日(現地時間)、AT&Tとベライゾンのスマートフォンユーザー700名を対象に、10日(米国時間)に発売されるベライゾン版iPhone 4の購入意向を調べた結果を発表した。 まず既存のAT&Tユーザーの26%、ベライゾンユーザーの54%が、iPhone 4への移行を検討すると回答。またそのうち、ベライゾンのBlackBerryユーザーの66%、Androidユーザーの44%がiPhone 4への移行を検討すると回答した。 すでに記事化済みだが、ベライゾンから提供されるCDMA版iPhone 4は、3日(米国時間)に先行予約が始まったが、予約受付開始から2時間で、同社の他の機種の初日販売台数を超える注文が集まったようだ。また米調査委会社のアイサプリは、グローバルでのCDMA版iPhoneの出荷台数を、2012年に1,650万台、2013年に2,030万台まで増加すると予測しており、iPhoneの市場は今後も大きく拡大していくことになりそうだ。 ただしiPhone販売による、データ通信量の急激な増加が懸念されており、ベライゾンでは、データ通信消費量が上位5%のユーザーに対して、通信速度の制限を適用するとの発表を行っている。