なおIBMは、ビジネス・ソーシャル・ソフトウェアの開発を支援する、IBM Social Business Toolkitを発表した。これは、オープン・スタンダードのAPIとチュートリアルのセットで、プロフィール、wiki、ブログ、ディスカッション・フォーラムなどのソーシャル・ネットワーキング機能を製品に統合するための、ビジネス・パートナーおよび開発者向けのツールキット。さらにIBMは、クラウド・コンピューティングの導入に前向きなお客様向けの新しいライセンス・モデル、Lotus Domino Utility Server for LotusLiveの提供を開始する。これを使用することで、LotusLive Notesら、IBMクラウドのコラボレーション・アプリケーションを利用できるようになり、開発や展開もクラウド上でできるようになる。Lotus Domino Utility Server for LotusLive はIBM Lotus Notesやその他のクライアント・インターフェースからアクセス可能で、IBMクラウドやその他のクラウド・プロバイダーのライセンスおよび展開オプションを柔軟に選択できるようになる。提供はクラウドあるいはオンプレミスにて、2011年前半に開始する予定とのこと。 《池本淳》