iPhone向けナビアプリ「全力案内!ナビ」の登場から2年。当初は地図/ナビシミュレーション機能のみの提供だったが、アップルのリアルタイムナビゲーション解禁に伴い、独自のプローブ交通情報(UTIS:Ubiqlink Traffic Information System)を加えたナビゲーションをスタートした。
島:(野村総研が)この事業を立ち上げた背景には、toCだけでなくtoBの部分でLBS(Location based services)ビジネスが重要なポジションを占めるという考えがありました。ただ位置情報コンテンツについては、エンタープライズよりもコンシューマー向けの方が進んでいます。まずコンシューマー分野でノウハウを積み、それを応用してエンタープライズに持っていく、というのが当初描いていたシナリオです。全力案内!ナビでノウハウ・知見が蓄積でき、さらにスマートフォンが出てきたことで様々な企業から問い合わせをいただいています。