カカクコムは、同社が運営する購買支援サイト「価格.com」に蓄積されるアクセスデータや価格情報などを調査・分析。結果をレポートとして報告した。 昨年12月のエコポイント制度改正で、対象が買い替えのみとなり、付与されるエコポイント数がおよそ半分となった。“お得感”が減ることから制度改正前には大きな「駆け込み需要」が発生。価格.comでの「液晶テレビ」カテゴリのアクセス数は増加し、ともに価格も上昇した。しかし、12月以降はアクセス数と価格がともに下降しているという。 その一例として、11月度売れ筋ランキング1位の東芝製42V型「LED REGZA 42Z1」の場合、エコポイント見直し発表前日の10月7日に105,799円であった最安価格が、11月24日には133,500円へ急上昇。その差は27,701円で、制度改正前に付与されるエコポイントの23,000点を上回ったほどだった。ところが、1月12日時点での最安価格は100,000円。約ひと月で値下がり率は25%以上に及んだ。 他社製品も同様で、ソニー製40V型「BRAVIA KDL-40EX500」は、ピーク時に80,000円を超えていた最安価格が1月に入ると60,000円近くまで値下がり。シャープ製40V型「LED AQUOS LC-40SE1」もピーク時の93,300円から1月12日時点で68,799円へ価格が下がった。つまり、約半減したエコポイント数を補うには十分の“お得感”が得られると言える。 エコポイント制度は3月に終了する予定となっているため、昨秋と同様、直前には駆け込み需要から値上がりが予想される。加えて、2月前後はメーカー各社から新モデルが登場するため、エコポイント対象の現行モデルは現在の在庫のみに限られ、品不足が価格の高騰に拍車をかける可能性もある。そうなる前のいまが、買い時だと考えられるかもしれない。
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