ブランド総合研究所は15日、デジタル家電ストレス調査の結果を発表した。 同調査は過去1年間(2009年10月~2010年9月)にブルーレイディスクレコーダー、薄型テレビ、パソコン、携帯電話、デジタルカメラを購入した20代から50代までの男女を対象に、1日から4日にかけて実施した。その結果、デジタル家電購入者の約半数が、購入製品の起動時間や機能が多すぎて使いこなせないことにストレスを抱えているという実態が浮き彫りになった。 具体的には、過去1年間に購入したデジタル家電製品に対して不満・ストレスを感じると回答した人は49.8%。製品別で見ると、不満・ストレスを抱えていると回答した人の割合が最も高かったのは携帯電話で64.8%。購入者の約3人に2人が購入製品に対してストレスを抱えているという結果となった。次いでパソコンが55.7%、ブルーレイディスクレコーダーが51.9%となっており、こちらも半数以上の購入者がストレスを抱えている。逆に最も割合が低かったのは薄型テレビで30.2%という結果に。 薄型テレビとブルーレイディスクレコーダー、パソコン購入者は「電源起動・終了に時間がかかる」がそれぞれストレス要因として最も多く挙げられている。また、携帯電話とデジタルカメラ購入者に関しては、「使わない機能がたくさんある」ことにストレス、不満の要因が集中した。 なお、ストレスが多いのは購入前に重視していなかったところである点も特徴的だ。ブルーレイディスクレコーダーを例にとると、購入前は「十分な録画容量があること」など、使用する機能面を重視しているものの、起動時間などの動作面についてはあまり重視されていない。他方、購入後は、購入前にはあまり重視されていなかった、起動時間や操作ボタンの反応など動作面や操作性についての不満が多く挙げられる結果となった。同研究所では、購入の際には機能面に目が行きがちだが、動作面や操作性も購入検討の際に重視することが必要としている。
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