マカフィーは14日、2010年のコンピュータウイルス、不審なプログラムの検知データの集計を発表した。 同社では、2010年はショートカットの脆弱性を悪用した脅威が新たに出現した点を挙げている。ウイルス検知データ数の4位にランクインしたExploit-CVE-2010-2568は、昨年の夏ごろ発見されたWindowsのショートカットの脆弱性を悪用するマルウェア。脆弱性が未修正の場合、不正なショートカットを含むフォルダをエクスプローラー(Explorer)で閲覧するだけでマルウェアに感染する。また、脆弱性を悪用してWebからマルウェアを感染させる「Drive-by-Download 攻撃」は、現在も継続して発生しているとしている。 ちなみにウィルス検知データ数のトップ10は以下の通り1位 W32/Almanahe.c2位 W32/Conficker.worm.gen.a3位 W32/Conficker.worm!job4位 Exploit-CVE-2010-25685位 Generic PWS.ak6位 Generic!atr7位 W32/Pate.b8位 Generic PWS.y!bzn9位 X97M/Laroux.a.gen10位 DNSChanger.at