ラックは、iPhoneやiPadの危険な脆弱性について注意喚起した。同社が指摘しているのはアップデート前のiOSの脆弱性で、悪意のあるPDFファイルをホームページで公開、あるいはメールなどで送信して閲覧すると、iPhoneなどをコンピュータウイルスに感染させることが可能であることを確認したとしている。 アップル社よりiOS 4.0.2 ソフトウェア・アップデート for iPhoneの公表が始まったが、利用者がアップデートを行わない可能性もあり、今後、被害にあってしまう危険性も高い。 具体的にはiPhoneなどの高機能携帯電話(スマートフォン)が遠隔地から操作される恐れがあり、勝手に電話を使用され、有料電話などに強制的にかけられて不当な料金を請求されたり、電話を使用する犯罪に悪用される、あるいはプライバシー情報を窃取され、位置情報、写真、スケジュール、連絡先、通話内容などを暴露されるなどの恐れがある。また、パソコンがのっとられると同様の脅威に遭遇するとしている。 同社では万一に備えてiTunesでバックアップを取っておき、iOS 4.0.2 ソフトウェア・アップデート for iPhoneにアップデートすることを呼び掛けている。
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