フォードモーターは7日、米国ラスベガスで開催中の「2011 International CES」において、『フォーカスエレクトリック』を初公開した。 同車は、新型『フォーカス』の5ドアハッチバックモデルをベースに開発されたEV。モーターは最大出力123ps、最大トルク25kgmを引き出す。最高速は136km/h。最大航続距離は公表されていないが、160km程度と見られる。 2次電池はLG化学製で、23kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。充電は、オプションで用意される240Vチャージャーを使用すれば、3時間で完了する。フォードは「充電時間は、ライバルEVの半分」とアピールしている。 エクステリアは、専用のフロントグリルが印象的。アストンマーチンに似た雰囲気を醸し出す。インテリアはメーター類が専用デザイン。フォード自慢の車載テレマティクス、「SYNC」はスマートフォンと連動したEV専用の最新バージョンが採用された。 フォーカス エレクトリックは、2012年に米国市場へ投入。欧州では、2013年までに発売する計画だ。