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スマートフォン市場は前年同期比3倍超155万台、2011年も大幅プラス成長……IDC調べ

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国内モバイルデバイス（主要デバイス5市場） 市場規模予測：2010年～2014年
  • 国内モバイルデバイス（主要デバイス5市場） 市場規模予測：2010年～2014年
　IDC Japanは27日、国内モバイルデバイス市場の2010年第3四半期（7～9月）の出荷実績と2014年までの市場予測を発表した。2010年第3四半期の国内スマートフォン出荷台数は、前年同期比3倍以上プラス成長の155万台。

　最大販売台数を誇るアップル社「iPhone」に加え、通信事業者の積極的な販売戦略が功を奏し、特にAndroid端末の成長が反映された。ただしメディアタブレット市場、その中核となる「iPad」は、発売当初の販売は好調であったものの、同年第3四半期の出荷台数実績は18万台にとどまった。

　今後の国内モバイルデバイス市場（スマートフォン端末、メディアタブレット、モバイル通信カード、3Gパーソナルルータ端末、3Gデジタルフォトフレーム、およびノートPCのすべてを含む）は、現在のスマートフォン市場の急拡大を踏まえ、2010年は出荷台数1,840万台を見込み、2014年は同3,889万台（2010年の2倍以上の市場規模）と予測された。メディアタブレット市場においては、2010年の出荷台数が50万台に達し、2011年には同142万台に拡大。一方、ノートブックPC市場については、2010年の出荷台数を803万台、2011年は微減の799万台と予測された。
《冨岡晶》
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