「MEDIA LIFE 2020」は12月9日、六本木アカデミーヒルズで開催された、第7回メディア環境研究所フォーラムでも紹介されており、その発表資料ではさらに詳細に概念が説明されている。たとえば、具体的な2020年のメディア像として、「報道機関のすべてのニュースに、自動的に位置情報がつく」「通販で欲しいバックの手触りを、USB触覚手袋でチェック」「駅ナカのサイネージから、鰻の蒲焼きのいい匂いがする」「この小説を読んでいる人が、この車両に7人います、といった通知がされる」「ハンバーガーショップが本屋になる」「電子新聞ペーパーで体温や血圧などをセンシング、新聞で体調管理サービス」といった事例が予想されている。 《冨岡晶》