博報堂は6日、マーケティングツールとして利用可能な会話エンジンを使い、LINEでアンケートなどを行うマーケティングサービスの提供を開始した。 この会話エンジンは、博報堂の子会社Spontena社が開発したもので、ユーザーからの問いかけに自動で応答するアプリケーションの開発などが可能になる。スマートフォン上で動作するメッセンジャーアプリや、各種Webサービス、IoTデバイスなどとインターネット経由で連携させることが可能。 今回は、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)のLINEビジネスコネクト対応サービス「DialogOne」と連携。LINE公式アカウント向けに自動応答アンケート調査ができる機能の提供を行う。すでに、一部クライアント企業では運用を開始しているという。 LINEユーザーと直接対話することで、ユーザーが好む商品や、買う場所などを自然な会話のなかで引き出すことが可能。また、会話を通して取得したヒアリング結果はデータベースに蓄積される。たとえば「お住まい状況についてお聞きします。いっしょに暮されている方はいますか?」「嫁」といったやりとりから、「回答分類:既婚、夫婦のみ」といったデータを蓄積する。 今回の取り組みでは約8,000名のユーザーに向けてアンケート調査を行い、80%以上のユーザーから回答を得るとともに、99.3%について自然言語処理による回答分類に成功したとのこと。
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