このスパムは急速に拡散したため、当初、Webページにアクセスすることでユーザー自身のTwitterアカウントから同じメッセージが自動配信される仕組みだと見られていた。しかし実際は、その前の週に人気ブログメディア「Gawker」で発生した大規模パスワード流出が関連していたことが判明したという。Gawkerが擁するメディアは複数あり、これらのサイトの読者アカウントデータベースからパスワードなどの個人情報130万件が流出したとされている。TwitterのTrust And Safety部門のディレクターであるDel Harvey氏によれば、「これらのスパムメッセージは、最近ハッキングされたGawkerのWebサイトにTwittertと同じパスワードを使用しているユーザーのアカウントから投稿されていた可能性が高い」とのことだ。