鉄道業界では、旅客・輸送事業に加え、不動産事業、流通事業、ホテル事業、旅行事業など多岐にわたる事業を運営する企業も多く、グループ全体視点での経営情報の見える化や、IFRS(国際会計基準)への対応を視野に入れた会計方針、業務・システムのグループ標準化/統一化への取り組みが求められている。「鉄道業向け経理クラウドサービス」は、SAP社の基幹業務ソフトウェア「SAP ERP」をベースに、鉄道会計規則に準拠した決算整理機能や鉄道業固有の固定資産管理など鉄道業特有のシステム機能を加えてサービス提供するもの。この追加機能には、アビームコンサルティングの交通運輸業向けテンプレート「ABeam Transportation Solution for SAP ERP」を利用しているとのこと。