角川グループの配信事業会社である角川コンテンツゲートは3日、電子書籍を中心とするデジタルコンテンツを提供販売するための直営プラットフォーム「BOOK☆WALKER」のサービスを開始した。同時にiPad/iPhone対応アプリを公開した。 iPhoneアプリ「BOOK☆WALKER」は、角川グループ公式の電子書籍ストア・ビューア一体型のアプリケーション。角川書店や富士見書房、アスキー・メディアワークス、エンターブレインなど、グループの作品が集約されるとのこと。オープン時コンテンツ数は約50タイトル。その後、毎週20タイトル前後を追加し、12月中に約100タイトル配信する予定。 書籍に先行して配信される文芸作品「カルテット」(著:大沢在昌、発行:角川書店)、「ダ・ヴィンチ・コード Special Illustrated Edition」、「知らないと恥をかく世界の大問題」(著:池上彰)などのほか、新書、・「バカとテストと召喚獣」「生徒会の一存」などのライトノベル、「ケロロ軍曹(1)」「テルマエ・ロマエI」などのコミック作品を多数配信する予定。また「涼宮ハルヒの憂鬱」(著:谷川流 イラスト:いとうのいぢ、発行:角川書店)の立ち読み版を無料で公開する。 BOOK☆WALKER公式サイト(bookwalker.jp)は現在準備中。2011年4月からは、Android OSを含むスマートフォン、タブレット端末、PCに順次対応。4月オープン当初は約1000作品を予定しており、文芸書、ライトノベル、コミック、新書、実用書、雑誌等を作品ジャンルごとにストア展開し、それぞれのストアで魅力あるラインナップや付加価値・サービスを提供。ここでも7月のグランドオープンに向けたさまざまな実験的試みを実施していくとしている。
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