日立製作所(日立)は20日、「Harmonious Cloud」を体感できるショールームと、プライベートクラウド/ハイブリッドクラウド導入のための検証環境を兼ね備えた施設「Harmonious Cloud Square」の開設を発表した。 「Harmonious Cloud Square」は、東京・品川の“ハーモニアス・コンピテンス・センター”内に開設され、11月1日から検証支援サービスを開始、サービスは完全予約制となる。「Harmonious Cloud Square」は、日立グループが提供するクラウドサービスの豊富なメニューの紹介に加え、セミナーやクラウド環境を体感できるデモンストレーションを常設したもので、「Harmonious Cloud」を体感できるデモンストレーション/セミナーを提供するほか、コンサルティング・サービス「クラウド構想相談」を無償で体験可能、ハイブリッドクラウド環境の検証を支援するといった特徴を持つ施設になるとのこと。 日立では「Harmonious Cloud」のパブリッククラウドサービスを、今年度中に100メニュー以上に拡充する予定であり、検証施設ではそれらのデモンストレーション/セミナーが利用可能となる見込み。 コンサルティング・サービスでは、クラウドコンピューティングの導入を検討中のユーザー向けに、ユーザーの状況などをヒアリングしながら導入の進め方をコンサルティングできる「クラウド構想相談」を無償で提供。日立のクラウド型高精細ビデオ会議システム「Wooolive」を用いることにより、専門のコンサルタントがどこにいても、対話型のコンサルティングを提供可能だ。 さらに、パブリッククラウドとプライベートクラウドに加えて、これらが連携したハイブリッドクラウドに対しても、検証環境を無償で提供するとともに、専門技術者が検証を支援する。このように、コンサルティングから検証まで一貫したサービスを提供することで、ハイブリッドクラウドのような高信頼、高セキュリティを要するクラウドコンピューティング技術でも、ユーザーITシステムに導入することが簡単になるとのこと。 日立は、今後も「Harmonious Cloud Square」の強化を図り、ユーザーのクラウドコンピューティングの導入と企業システム全体の最適化をさらに支援していく考えだ。
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