オリンパスメモリーワークスは21日、写真管理のオンラインサービス「ib on the net(アイビー・オン・ザ・ネット)」を開始。9月から提供していたベータ版を受け、今回は正式版の提供となる。 同サービスは、web上で写真の保管/共有/プリントが可能なオンラインサービス。おもなサービス内容は「フォトスペース」「フォトバンク」「オンラインプリント」。「フォトスペース」は写真をPCや携帯電話からいつでも見ることができるもので、自分用の「プライベートスペース」と、自分が誘った人とだけ写真を共有できる「シェアスペース」を用意する。 「フォトバンク」は写真を安全にバックアップすることができるサービス。「オンラインプリント」は、「フォトプリント」と「フォトブック」をweb上で注文できるサービスで、注文後、指定の場所へ届けてもらうことができる。 ベータ版で利用できたこうしたサービスに加え、今回の正式版では新たに、オリンパス製のデジタルカメラに付属している独自の画像管理ソフト「ib(アイビー)」との連携機能を追加した。 ibでは、カメラをPCにつなげて撮影画像を自動転送する際、画像ファイルを、撮影日ごとにイベントとして分類するほか、被写体の人物を認識(顔認識)して人物ごとに分類することも可能。画像ごとに撮影場所の位置情報をつけることもできる。 正式版はこれと連携し、ibで付加した「人物」「場所」などのタグを活用し、画像を自動的にプライベートスペースへアップロード可能。写真の被写体の人物からメンバーを選択して簡単にシェアスペースを作成することが可能。ほかにもさまざなま機能が加わった。