IDC Japanは11日、国内ディスクストレージシステム市場における2010年~2014年の予測を発表した。 2009年の国内外付型ディスクストレージシステム市場投資額は1,712億4,800万円で前年比成長率はマイナス24.5%。2010年は2年連続のマイナス成長となる見通しで、投資額1,617億2,900万円、前年比成長率マイナス5.6%とみている。 産業分野別にみると、前年比1.0%増の医療を除いた16産業分野でマイナス成長。そのうち13産業分野でマイナス幅が2桁台となる大幅な落ち込みとなった。特に落ち込みが大きかったのは、輸出不振や内需低迷の影響を最も受けた組立製造、プロセス製造で前年比30%を超える規模のマイナス成長だった。2010年以降は情報サービスがいち早くプラス成長へ転じる一方、組立製造やプロセス製造は10%超のマイナス成長が続くとしている。 2009年~2014年の国内外付型ディスクストレージシステム投資における年間平均成長率では情報サービスが4.1%と最も高く、次いで医療、流通、教育が2.0%以上になる見込み。しかし、医療、流通、教育の市場規模は2014年時点でも年間100億円に達しない。 IDCでは、2009年~2014年の国内外付型ディスクストレージシステム市場における年間平均成長率をマイナス0.2%と予測。プラス成長へ回復するのは2011年以降になるとみている。
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