日本電信電話、NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモ、NTTデータ、NTTファシリティーズ、NTTコムウェアのNTTグループ8社は11日、「エコICTマーク」を取得したことを発表した。 「エコICTマーク」は、ICT分野におけるエコロジーガイドライン協議会が定めたもので、電気通信事業者が適切にCO2排出削減に取り組んでいる旨を表示するためのシンボルマーク。NTTグループでは、7月1日にNTT(持株)で取得した後、グループ会社で順次取得を行っていた。 NTTグループでは、1999年に制定した「NTTグループ地球環境憲章」および2006年に制定した「NTTグループCSR憲章」に沿って、地球環境保護にこれまで努めてきたとのこと。NTTグループ8社は温暖化防止活動の一環として、NTTグループ8社が使用するルータ・サーバ等のICT装置の開発・調達に関する基本的考え方を定めた「NTTグループ省エネ性能ガイドライン」を2010年4月に制定し、NTTグループ内で使用するICT装置について、機能、性能、コストに加え、省エネルギー性能を考慮した装置の開発・調達に取り組んでいる。8社は今後、自己評価チェックリストに示す環境自主行動計画の作成、調達に関する取り組み等により、事業活動にともなうCO2排出削減を進めていく予定だ。