リンクは5日、au携帯電話を企業の内線通話に利用できるクラウド型モバイルセントレックスサービス「BIZTEL モバイル」の提供を開始した。同サービスは、同社のクラウド型IPビジネスフォンサービス「BIZTEL」と、KDDIの法人向け音声サービス「KDDI ビジネスコールダイレクト」との連携によるもの。 BIZTELの通信インフラにauの携帯電話網を加えた「BIZTEL モバイル」は、auの携帯電話端末を用いて、オフィスの内外を問わず、会社宛の代表電話、ダイヤルインを受けることができ、内線電話もかけられる。通話には一般の携帯電話が利用可能だが、各種ビジネスフォン機能を搭載しており、パーク保留や転送、代理応答、営業時間外応答、ボイスメール、不在対応の音声ナビゲーション(IVR)などが可能。さらに内線番号や端末の登録などの各種設定をPCブラウザから行える。 2006年にサービスが開始された「BIZTEL」は、通信インフラとしてインターネットを使用するため、従来型のビジネスフォンのようにPBX(構内交換機)の購入する必要がなく、導入・運用コストを削減できるメリットがあるという。au携帯電話網との連携により、携帯電話網のみでの通信が可能となった。 基本料金は、初期費用が63,000円、月額利用料は31,500円。内線数40件まで利用でき、それ以降は、月額に追加料金が加算される。申し込みから8営業日で利用開始できるという。
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