インターネットイニシアティブ(IIJ)は28日、クラウドサービス「IIJ GIO」において、企業内のネットワーク環境から大容量ストレージ(記憶装置)を安価に利用できる「IIJ GIOストレージサービス」を発表した。8月より提供を開始する。 「IIJ GIOストレージサービス」では、エンタープライズ向けの高品質、高可用性を備えたストレージサービスを月額48円/GBから提供する。顧客企業は、サーバを用意することなく1TB単位でクラウド型大容量ストレージを利用可能。 IIJ GIOストレージサービスの第一弾としては、エンタープライズ向けのWindows環境のファイルサーバサービスを提供する。一般的な機能を備えた「ベーシック」タイプ、高度な機能拡張に対応可能な「スタンダード」タイプの2種類をラインアップ。インターネットVPNや閉域接続などさまざまな接続形態がとれる。ファイルサーバ用途、バックアップ用途、「IIJ GIOコンポーネントサービス」が提供するベースサーバと組み合わせてストレージアドオンなどに利用可能とのこと。プライベートクラウドとの連携も可能。 IIJ GIOストレージサービスを配置するIIJデータセンターは東日本、西日本に分散配置しており、これによりBCP(Business Continuity Plan)に順応した災害対策(DR:ディザスタリカバリ)システムの構成を実現している。また同社では、年内を目処にWebインターフェイスとAPIの提供を計画中としている。またIIJ GIOと商用クラウドサービスとの相互連携を進め、その一環として、TISの企業向けPaaS/IaaS「TIS Enterprise Ondemand Service」とクラウド間連携を行う。
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