PS Japanは4日、クラウド型アンチマルウェアサービス「Panda Cloud Antivirus」の最新版を発表した。今回より日本語版も追加された。 「Panda Cloud Antivirus」は、ホームユーザーのコンピュータをオンライン/オフライン両方において保護するクラウド型アンチマルウェアサービス。クラウドにより数百万のマルウェアサンプルを自動で収集し処理を行う、Pandaの独自技術コレクティブインテリジェンスが特徴となっている。その結果、PC側のメモリ使用量は、従来型のシグネチャファイルベースによるアンチウイルス製品が平均60MBであるのに対し、わずか15MBのメモリ常駐で効率的かつ正確なマルウェアプロテクションが可能だという。 最新の「Panda Cloud Antivirus無料版」は、保護機能をさらに拡張・改善したとのこと。さらに新たに公開された有料製品版「Panda Cloud Antivirus Pro」は、サポートサービス、ユーザーの手間を省く自動処理能力などが追加されたものとなっている。「Panda Cloud Antivirus Pro」版は1年2,995円、2年5,095円、3年6,595円。有料/無料版の両製品ともに専用サイトからダウンロード可能。 Panda SecurityのシニアリサーチアドバイザーであるPedro Bustamante氏は「昨年のPanda Cloud Antivirusのデビュー以来、約1,000万のホームユーザーがアンチウイルスとしてこの無料サービスを選択しました。本日のリリースで私達はユーザーに二つの選択肢を提供します。両製品共、さらに使いやすくより透過的にユーザーのPCを保護することを主に強化していることが特徴です。無料版は、Pandaのマルウェア分析テクノロジーであるクラウドベースのコレクティブインテリジェンスによって実現する最高のベーシックな保護を無料でユーザーに提供し、新しいPro版は、より強力な自動セキュリティ処理能力とサポートサービスを手頃な価格で提供します」とのコメントを寄せている。