なおOKIはコスト意識の高い企業の要望に応えるために、オープンソースへの取り組みも積極的に進めてきた。特に、商用オープンソースのミドルウェア製品群「JBoss Enterprise Middleware」につき、国内最上位パートナとなる「JBoss Premier Business Partner」契約を、2009年5月に提供会社のレッドハットと日本企業として初めて締結している。
今回の発表に関して、米国Red Hat Inc.社ミドルウェア事業本部 シニアディレクター アシェシ バダニ氏は「Red Hat Inc.は、沖電気の「ミッション・クリティカル・システム移行支援サービス」の提供開始を心より歓迎致します。 レッドハット はOKIと協力して、今回のサービス提供により、さらに 日本市場に おいて オープンソース・ミドルウェアの威力をもたらすことができることをとても光栄に思っています。プロプライエタリ・システムから最新のオープンソースソリューション“JBoss Enterprise Application Platform”に移行することにより、様々な分野のお客様にメリットをもたらすことができるでしょう。OKIとレッドハットのパートナーシップは、それを促進することと確信しています」とのコメントを寄せている。