総務省は17日、携帯電話端末による心臓ペースメーカー等の植込み型医療機器への影響に関する調査結果を公表した。それによるとHSUPA方式を用いた携帯電話端末の電波は影響を与えないことが確認されたという。 総務省では2000年度から、調査を実施。新たに導入された各種電波利用機器が「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」に適合しているかの検証を行っている。同指針では、「植込み型医療機器の装着者は、携帯電話端末の使用および携行に当たっては、携帯電話端末を植込み型医療機器の装着部位から22cm程度以上離すこと」と規定されている。 現在の携帯電話端末は、ほとんどが第3世代携帯電話端末であり(2010年4月末時点で携帯電話全体の98%)、第3世代携帯電話端末は8cmまで近づけないと影響しないという過去の調査において、調査結果もありますが、現在、第2世代の携帯電話サービスが継続されていることから、22cm程度の指針を維持しているとのこと。 2009年度の調査では、1.7GHz帯および2GHz帯の周波数を用いる携帯電話端末のうち、HSUPA方式(High Speed Uplink Packet Access方式)を用いて高速なデータ通信を行うものが対象となった。一方、心臓ペースメーカー等の植込み型医療機器としては、現在使用されている代表機器(植込み型心臓ペースメーカー41機種、植込み型除細動器28機種)を対象として調査が行われた。その結果、HSUPA方式を用いた携帯電話端末の電波がこれらの心臓ペースメーカー等の植込み型医療機器の機能に影響を与えないことが確認されたとのこと。
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