米ベライゾン・ビジネスは、クラウドベースでセキュリティーサービスを提供する「セキュリティ・アズ・ア・サービス」のポートフォリオを発表した。 同サービスは、リアルタイムでのプロビジョニングと一元管理可能なコンソールによって提供され、今後3段階に分けてサービスが開始されるという。 まず6月初旬から同社のプライベート・パブリックIPとSecure Gatewayの顧客を対象に、クラウドベースのマネージドセキュリティサービス(MMS)を利用したウィルス・スパム・マルウェア対策やURLフィルタリングサービスが提供される。既存の顧客に追加の費用は発生しない。 今年の秋からは、他のプロバイダのネットワークに対しても利用可能なネットワークファイアウォール、侵入検知・防止システムがクラウドベースで提供される予定。 来年初頭にはエンタープライズレベルのDoS(Denial of Service attack)攻撃の検出・防衛のサービスがクラウドベースで提供される。 同社のテクノロジー&イノベーション担当副社長Peter Tippett氏は「セキュリティ・アズ・ア・サービスは、短期間でセキュリティ防御を導入し、世界各地の拠点ごとにセキュリティ機器を購入、配送、導入するための時間とコストを削減したいと望んでいる多国籍企業にとって、理想的なものとなる。同サービスは、複数個所に拠点を持つ小売、金融、医療関係の企業のほか、中規模企業にも最適となる」とコメントしている。
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