キヤノンは13日、同社が展開するデジタル一眼レフカメラ「EOS DIGITAL」シリーズの累積生産台数が2,000万台を達成したことを発表した。 「EOS DIGITAL」シリーズは1995年7月発売の「EOS DCS 3」(130万画素)が最初。初代機の実勢価格は198万円としていた。2000年には当時としては普及価格帯(360,000円前後、325万画素)の「EOS D30」で弾みをつけた。 2003年以降はデジタル一眼が急速に普及し、2007年12月にフイルム/デジタル累計で3,000万台を突破。そこから2年4ヵ月あまりでフイルム/デジタル累計で4,000万台を達成し、デジタル一眼のみでも2,000万台を超えたという。 現在、フイルムの「EOS」シリーズは「EOS-1V」のみの展開。プロ向け、ハイアマチュア向け、エントリー向けともにほぼデジタル機に移行している。