シャープは2日、3Dと2Dの切り替え表示が可能なタッチパネル液晶ディスプレイを開発したことを発表。裸眼での立体表示に対応する。 今回発表されたのは、3.4型、液晶解像度480×854ピクセル、輝度が500cd/m2(2D時)、コントラスト比が1,000:1。3D表示には裸眼での視聴を可能とする「視差バリア方式」を採用した。通常の液晶ディスプレイに縦じま状の光学視差バリアを設け、光の進行方向を制御することで左右の眼に届く光の視差を応用したものとなる。 従来品と比較して2倍の輝度とし、あわせて視差バリアの最適化、CGシリコン技術の進化によって、高輝度かつ低クロストーク(クロストークとは右目用・左目用の画像が重なる二重像)を実現したとうたう。タッチパネル搭載ながら、モジュールの厚みは従来の2Dタイプと同じとし、画面を横/縦いずれでも3D表示が可能。なお、タッチパネル非搭載品も開発中とのことだ。 同社では、スマートフォンやデジタルカメラ、携帯電話などでの需要を見込む。シャープでは本年度上半期から、タッチパネル非搭載液晶を順次量産する予定だ。
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