早稲田大学は18日、早稲田大学電子政府・自治体研究所の調査結果として「第6回世界電子政府進捗度評価ランキング調査2010」を公表した。 同調査は研究所と大学院国際情報通信研究科の研究チームが中心となり、各国の関係者への聞き取り調査ほか主要機関のデータも参考にしつつ、オンライン・サービス、CIO、振興策、ネットワーク、行政改革をはじめ31項目の指標に基づいて電子政府の進捗状況を調べた。 結果は以下の通り1位 シンガポール2位 イギリス3位 アメリカ4位 カナダ5位 オーストラリア 上位20で欧州勢が11か国を占める結果となったが、日本は6位に。研究所では昨年9月の政権交代によって電子政府分野の政策がやや不透明になったと言及。各省庁での電子申請での低利用率項目の見直しや全体最適化の進捗結果に関心が集まっているとしている。